連日の酷暑の中、みなさまお元気でお過ごしでしょうか🥵🍉
さて、私たち貞山運河「御舟入堀」プロジェクトはこの堀の最南端の蒲生に行き現在の姿を検証して参りました。
度々訪れてはおりましたが、この度は集団移転もせず地元に生まれ育ち郷土愛溢れる地元在住の方にご案内して頂きました。
当時、運河で栄えた蒲生は、先の東日本大震災で跡形も無い無惨な姿にその度に絶句しております。
買収されたその用地は訪れる度毎にその変貌ぶりに驚きを隠せません‼️
実際、仙台開港に伴い半世紀前に埋められた堀は辛うじてその姿は呈しておりましたが、これから一体、どうなるのか、どうにかする計画があるのか甚だ疑問である。
一行はこれらの重要な課題を看過出来ない事に焦りを感じながら帰途の道を走って来ました🚗🤔
写真は本日、検証した一部、最後の写真は、震災前(2001年)の春夏秋冬の貴重な映像を観せて頂きました。
令和6年度通常総会を実施しました
貞山運河クリーンアッププロジェクトVol.8
3月30日、貞山運河「御舟入堀」プロジェクトは今年度最後の事業として貞山公園の清掃を行いました。
仙台市、塩竈市、多賀城市、七ヶ浜町18名の方々に参加を頂きました。
今から400有余年前、仙台藩藩祖伊達政宗公の命により舟運のため開削された思いに馳せ楽しく出来ました。
桜🌸も日毎咲き誇ってくる季節です。
どうぞ綺麗になった貞山公園に遊びにお出かけ下さい。
北上川・みやぎの運河群歴史再現プロジェクト
昨日3日は季節外れの暑さの中、
登米米を石巻から舟運の大動脈である御舟入堀まで2日がかりで小舟で運ぶという江戸時代にタイムスリップの再現をし、豊かな国づくりを目指した政宗公の想いに馳せた一日になりました。
その昔、石巻地方は湿地帯で作物が育ち難かった土地を政宗公の命により開墾し、現在の穀倉地帯石巻平野が出来たわけです。そのお米を仙台城、江戸へと運ぶ、いわゆる舟の道を開削したのが貞山運河であります。
ご来賓の行政の方々、早くから設営等に当たられた関係者、アトラクションの出演者、参加者の皆さんに深く感謝を申し上げます。
これからも皆さんと共に先人が築かれた地元の大いなる遺産を誇りに語り繋ぎ活用方法などを考えていきたいと考えております。
貞山運河・松島湾クルーズ
長らく続いた猛暑も和らいだ今日、当プロジェクトは、「伊達な遊び貞山運河から秋の松島を行く」と題しかつて政宗公が眺め絶賛したであろう景色を観ながら御舟入堀から13名で出航した。
石巻から青葉城へ物資を運搬する際、代ケ崎辺りが大船では通れず一度寒風沢に荷を保管し、そこから、小舟に積み替え運んだという経緯を知る事もできた。
更には食通である政宗公が食材にもかなり神経を尖らせ、お客様(別藩の殿様)の献立にも自ら関わったという史実があります。
海の物、山の物とバランスよく考えた事でしょう
そんな事を想い描きながら、私達は、松島湾追い込み体験をし、今旬のコハダ(別名このしろ)の大漁を経験し、童心に帰って楽しみ、昼食は即、ゲットした魚を調理して頂き、美味しく頂きなから意見交換をし、御舟入堀に戻り解散となりました。
これからの進展に光が灯りました。
中々難しい「松鯛」を捕獲出来ました。。これは、体表が松の葉に似ている事から名づけられたようです。
これは唐揚げにして頂きました。
令和5年度通常総会
昨日17日、貞山運河「御舟入堀」プロジェクトの総会を対面で4年ぶりにマリンゲートで開催いたしました。
総会後の懇親会では思いの程のお話を沢山お聞きすることが出来有意義な時間を過ごす事が出来ました。
これからも様々な企画を立案し、より多くの方々に知って頂き、楽しみながら運河の活用法などを学びつつ観光に役立ち地域活性化に貢献出来るよう頑張って参りたいと考えております。
興味ある方は、いつでも入会できますので奮ってご応募頂ければ嬉しく思います。
第7回 貞山運河クリーンアップ大作戦♪
3月19日、第7回 貞山運河クリーンアップ大作戦♪を開催致しました。
少し風が強くはありましたが、日差しの暖かい清掃日和でした。
今回は総勢16名の方々にご参加いただき、貞山公園はあっという間に綺麗に。
これからも、プロジェクトの大切な活動拠点として綺麗に維持していきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
次回は5月7日開催の貞山運河バスツアーです。まもなくご案内いたしますので、今少しお待ちくださいませ。
蒲生の移り変わり」〜近世から近代へ〜
去る2月18日、宮城野区中央市民センターにて仙台市歴史民俗資料館学芸室長 畑井洋樹氏による「蒲生の移り変わり」〜近世から近代へ〜の市史講座を受けました。
先ず七北田水系が幾度の氾濫により江戸時代、七ヶ浜の湊浜から蒲生に流路が変更になり蒲生は港町として栄えたという経緯があった。
近世になり御舟入堀(1658〜1661)が開削され更に鶴巻〜船曳堀が出来、牛車でに荷物を仙台城に運んだ。
御舟入堀の完成で蒲生に船が集り(荷物を保管するお蔵も備えた)それ故、塩釜はどんどん衰退し蒲生との争奪戦があった。
しかし、伊達綱村公により「享保の条例」により救われ、今の塩竈市があります。
更に交通機関の発達で(木道、鉄道)
その役目に終止符を打つ事になった。
しかし、政宗公が舟運の目的で開削されたみやぎ運河群(貞山運河)は北から南まで延長49km、日本一長い運河として世界にも誇れるものです。
残念なことに1971年(昭和46年)仙台開港建設の際切断されてしまいました。
歴史的価値ある土木遺産が失われたことに深い哀しみを覚えてなりません。
私たちプロジェクトは
仙台空港より屋形船で国内外のお客さまを季節ごとの料理を振る舞いながら沿岸沿線の市町を航行し松島までが夢でした。しかし諦めてはいません。
これからも新たな時代へと若い人たちに語り継ぎ活用していくことの模索を続けて参りたいと思います。
☆結びになりますが、当プロジェクトにご賛同頂ける方がおられましたら是非ご連絡をお願い申し上げます。
貞山運河ネット主催の歴史セミナー
大寒波が続いておりますが如何お過ごしでいらっしゃいますか
去る26日貞山運河ネット主催の歴史セミナーが仙台市内でありました。
東北学院大学経済学部教授善之氏、郷土歴史家菅野正道氏のパネルデスカッションがありました。
仙台藩が開削した貞山運河の概要、その成り立ちと近世から近代までの事を改めて学ぶことが出来ました。
盛りだくさんの様相を持つ日本一長い貞山運河(土木遺産)の深掘りが出来ワクワクしました。
私たち貞山運河プロジェクトは来年度、更に見知を深める為、貞山運河の北から南へと2回目となりますがバスで現地に研修の計画をしております。
より多くの方々にに知っていただきたいからです。
近い将来にはNHKブラタモリに取り上げて頂きそして○○遺産まで漕ぎ着けたら最高ですね。
それには官民一体となり、大々的な整備が急務だと思われます。
貞山運河フットパス
10月22日、貞山運河フットパスを開催致しました!
当日は19名の方にご参加いただき、ガイドの方の解説を聞きながら貞山公園をスタート地点として大代横穴墓跡までの約2kmを1時間ほどかけて歩きました。
参加者からは、「地元ながら初めて貞山運河の歴史を知ることができた」「地名や地域の成り立ちがよくわかった」など感想をいただきました。
今後は、貞山運河の魅力に様々な角度から光を当て、若い方々にも興味を持って貰えるような取り組みを行っていきたいと思います。